水牛の角について
このページでは、水牛の角の種類や特徴、注意点、お手入れ方法などを詳しく説明しています。
(最終更新:2022年03月)
このページを見ている方には、水牛の角について調べていて辿り着いた人も多いかと思います。
水牛角の櫛やかっさプレートを販売しているお店でも、角についての詳しい説明はあまり書かれていない事が多いですね。
水牛角は当店の開業当初(2008年)から取り扱っている商品なので、水牛角製品 提携製造元の責任者さんの知識も借りながら、水牛の角について詳しく説明していきます。
当店で販売している櫛やかっさプレートを選ぶ際の判断材料にしたり、天然素材である角材についての知識を身に付けていただけるかと思います。
◆水牛の角について もくじ◆
- 1.水牛の角という素材
- 2.水牛の角の分類
- 3.水牛の角商品の価格の違い
- 4.頭に優しい!水牛角櫛(くし)の効用 ※ 別ページに移動します
- 5.マッサージの一種「かっさ」とは? ※ 別ページに移動します
- 6.水牛角製品の取り扱い
- 7.水牛角製品のお手入れ
- 8.自分でアレンジや修理もできます! 角小物
- 9.水牛の角 偽物ってあるの?(準備中)
- 10.水牛の角 良くある質問Q&A
- 11.水牛角 お買い上げ時の注意点
1.水牛の角という素材
水牛の角は漢方薬としても有名で、犀(サイ)の角に似た効能を持っています。
黒水牛角は粉末にして煎じて飲むと、清熱(解熱)や解毒効果があるとされます。
牛の角は、鹿のように毎年生え変わったりはしません。
(若い牛の角が折れた場合には再生する事もあるそうですが...)
一生延び続けるので、年齢と角の大きさはほぼ比例します。
大きな角でも、先端部を除けば内部は空洞になっています。
櫛(くし)やかっさプレート(マッサージ板)を作る場合、基本的に角の側面を使います。
角は元々 円錐形に近い形なので、角を縦半分に割り、熱を加えてプレスする事で作られる平らな角材を使う場合が多いですね。
(プレス後に、作りたいものの形状に合わせた形にカットしていきます)
当店で扱っている商品で言うならば、「定型かっさプレート」はプレスした角材を使用しています。
反りが無く大きな角材は1つの角から取れる量が少ないので、素材価値は高くなります。
逆に、プレスした角材の端材は少々使いにくい(ゴツゴツしていたり、表面が滑らかでない場合が多いです)ので、素材価値は低くなります。
未研磨の角は色合いや手触り感が良くないので、製品を削りだす工程でツヤツヤになるまで丁寧に研磨して、表裏両面ともに綺麗にします。
(廉価な商品やわざと風合いを出したりする場合は、あえてゴツゴツした表面を残してある物もあります。そういった品を使うときは、角の繊維が服や肌に引っかからないように注意してくださいね)
高品質の角材を丁寧に研磨する事で、とても滑らかな、まるで水牛の角には見えないくらいの艶やかさと光沢が生まれるのです。(綺麗になり過ぎて、「本当に角なの?プラスチックじゃない?」と疑われてしまう事もありますが..)
当店の「マッサージローラー」や「三つ足ツボ押し」に使っている球状の角材は、角の先端付近、空洞になっていない(中身が詰まっている)直前部分を使用しています。
大きな球状の角材は希少なため、非常に高価になります。
2.水牛の角の分類
「水牛の角」を使った商品というと、皆さんはおそらく黒い印鑑を思い浮かべると思います。
ここで、水牛の角(に加えて、水牛の角と混ざって流通する事もある角)の分類を紹介します。
<黒水牛の角>
角が真っ黒な、一般的な水牛です(大部分の方が思い浮かべる水牛ですね)。日本では本水牛、あるいは単に水牛とも呼ばれます。
日本では印鑑の素材(印材)などでもお馴染みで、角材としては価格、供給量ともに最も安定しています。
稀に半透明な部位や、角の成長時に出来る白い模様が混ざる場合がありますが、基本的には黒色です。
当店で扱う黒水牛の角は、雲南省や四川省産など、中国南方の角材を使用しています。
平らに加工した状態の厚みは最大で15ミリ程度です。
<黄牛(黄水牛)の角>
黄牛(黄水牛)は中国固有種で、中国全土で水牛と同じように(農作業メイン)飼育されています。
黄水牛の角は、黒色・茶色・クリーム色・あめ色・白色など、固体や角の部位によって様々な色合いと模様があるのが特徴です。
一頭の牛であれば、左右の角の模様が対称に近くなる事はありますが、本当に固体によってバラバラです。
(もちろん、色合いや模様は実際に角を加工してみないと分かりません。綺麗なあめ色や鼈甲色の素材は、精緻な櫛や工芸品に使われる事もあります)
当店では黄水牛の角も、黒水牛と同様に雲南省や四川省産など、中国国内の素材を使用しています。
黒水牛角に比べて角のサイズが小さめなので、長さ15cm程度を超える綺麗な角材は価値が高くなります。(20cmを超えるものはほとんど見かけません)
厚さの点でも黒水牛角よりも薄めで、平らに加工した状態の厚みは最大で10ミリ程度です。
<白水牛の角>
透明感のある白水牛の角は、各種角材の中では最も高価です。
日本では印鑑の印材として「オランダ水牛」という名前が付いています(※一部で黄水牛もオランダ水牛と呼ばれることもあるようです)。
当店では彫刻を施した工芸櫛などの特別な工芸品や、上質なマッサージ用品に使用しています。
当店では白水牛の角も、黒水牛と同様に雲南省や四川省産など、中国国内の素材を使用しています。
<黒ヤクの角>
ヤクは、チベット高原などの高原、寒冷地特有の品種で、ミルク、肉、農耕、運搬、毛皮など、幅広い用途で使われる牛の仲間です。
真っ黒な「黒ヤクの角」は黒水牛角に比べて角材が密なため、丁寧に研磨するとより綺麗な光沢が出ます。
ただ、櫛やかっさプレートなどの完成品となった状態では黒水牛角と黒ヤクの角を判別することは難しいので、区別せずに売られている事も多いです。
ヤクの角は湾曲(くねくねした)部分が多いので、大きな角材はあまり見かけません。(つまり、例えば「黒くて大きな櫛」などはサイズからほぼ黒水牛角と判断できます)
当店で扱う黒ヤクの角は、西蔵(チベット)産の素材を使用しています。
<白ヤクの角>
様々な色合いが混じり合った角で黄水牛と似ているのですが、「より密度が高くなめらか」「黄色や白色部分の透明度が比較的高い」「丁寧に研磨した際の光沢がより綺麗」といった違いがあります。
特性は黒ヤクの角と変わらないのですが、色合いが綺麗なぶん、白ヤクの角の方が価値は高くなります。
「黒水牛角と黒ヤクの角」同様、製品になった「黄水牛角と白ヤクの角」を判別するのは難しいため、混同して、あるいは区別せずに売られている事も多いです。
角のサイズは、一般的に 黒水牛 > 黄水牛 ≒ 黒ヤク ≧ 白ヤク となります。
当店で扱う白ヤクの角は、西蔵(チベット)産の素材を使用しています。
<山羊(やぎ)、羊(ひつじ)の角>
飴色の中に赤みがかった小さな線状の模様が入っている場合が多いので、他の角材と比較的区別しやすいですが、製品になったヤギとヒツジの角を見分けるのは難しいです..
稀に帯状の黒い模様が入る事もありますが、透明度の高低はあってもあめ色っぽいのが基本の色合いです。
ただ、おそらく販売している人が区別する方法を知らないor気にしていないため、中国でも日本でも水牛角と混同して売られていることが多いのが現状ですね。
一般レベルの山羊角材は他の角に比べて最も価格は低いのですが、厚みがあり透明度の高い特に綺麗な角材は希少になるため、白水牛角に並ぶくらいの価値がありますよ。
当店で扱う山羊の角は、産地は決まっていませんが中国国内の素材を使用しています。
3.水牛の角商品の価格の違い
水牛の角商品の価格を決定する主な要因は、「角の種類」「角素材の品質」「角素材のサイズ」「角素材の厚さ」「商品の品質」があります。
「角の種類」においては、価格は単純に 山羊角 < 黒水牛 < 黄水牛≒黒ヤク < 白ヤク < 白水牛角 となります。
(同一の商品を黒水牛と黄水牛で作れば、黄水牛の方が高くなるというわけです)
「角素材の品質」においては、反りや歪み、キズの有無、厚さが均等か、などがあります。
(黄水牛、白ヤク、白水牛は、雑色の有無や模様の綺麗さも大きく影響します)
「角素材のサイズ」「角素材の厚さ」においては、希少なほど(=サイズが大きい、厚みがるほど)価格が高くなります。
「商品の品質」においては、加工・研磨・細工の精密度などによって価格が大きく変わります。
具体的に言えば「櫛の歯の先端の加工」「かっさ板の側面の仕上げ研磨」などの精度によって価格が変わります。
※ 他のショッピングサイトなどで「正規品」などと謳っている商品も見かけますが、実際はそのような区別がルールで決まっているわけではありません。
単純に、「ウチの店の商品は本物の角だよ」と宣伝しているのだと思います。
4.頭に優しい!水牛角櫛(くし)の効用
水牛の角櫛についての情報をまとめたページ、
→ 水牛の角と櫛(くし) をご覧ください。
5.マッサージの一種「かっさ」とは?
かっさマッサージについての情報をまとめたページ、
→ 水牛の角とかっさプレート をご覧ください。
6.水牛角製品の取り扱い
水牛の角は、動物性の天然素材です。
乾燥すればヒビが入ったり、濡れたままが苦手だったり..。
でも、簡単な注意点だけ気を付ければ、何年も使い続けていく事ができますよ。
・極端な高温下に置かない
極端な高温の場所(暖房器具の近くや夏の車内など)に置くと、独特の匂いがする場合があります。
これは、髪の毛が焦げた時のような匂いで、本物の水牛角である事の証です。作成(研磨)してから時間が経つにつれて匂いは少なくなっていきます。
真夏の室内(35度程度)くらいの気温ならば、保存上特に問題ありません。
(逆に、0度くらいの低温下での保存も特に問題ありませんよ)
熱風のドライヤーにあてた時も一時的に匂う場合がありますが、冷めて温度が下がれば匂いも無くなります。
・水気はすぐにふき取って乾かす
水牛の角製品は、水洗い可能ですが長時間の多湿を嫌います。
洗う時には流水でも水を張った洗面器でもOKです。水温も、常温~お風呂程度のお湯まで使えます。(熱湯消毒は避けてください)
石鹸や洗剤は使わない事をおすすめします。(どうしても使う場合は、後述の油分お手入れをお忘れなく!)
洗った後や、塗れた手や髪に使用した後は、タオルなどで水気を拭き、湿度の高くない場所で保管してください。
(お風呂で使って、そのまま風呂場に置いておくのは避けてください)
多湿の場所に長時間置くと、反り・裂けの原因となります。
消毒の為にアルコールを含ませた布などで拭いても大丈夫ですが、拭いた後に後述の油分お手入れをしてくださいね。
・乾燥させすぎに注意
冬場など、空気が乾燥している風通しの良いところなどにそのまま置いておくと、乾燥によってヒビが入ったり曲がったりすることがあります。
空気が乾燥している時は、机の引き出し、化粧ポーチ、ビニール袋など、何かの中に入れてあげてください。
・ペットが齧る(かじる)事も..
お家にいるペット(犬)が、水牛角のかっさプレートをガシガシ噛んじゃった..というお話をお客様から何度か聞きました。
水牛の角は動物性たんぱく質なので動物が口にしても毒性はありませんが、保管場所には注意するほうが良さそうです。
7.水牛角製品のお手入れ
頻繁に洗ったり、長期間使わずに置いておいたり、他の物と一緒にカバンに入れて擦れたりしていると、表面のツヤが無くなってくることがあります。
これは、「角の肌荒れサイン」です。人の手に例えると、冬に指先がカサカサになっているような状態です。こういう時には、油分を補給してあげてくださいね。
具体的には
「油やマッサージクリームなどを少し含ませた布で拭く」
「ハンドクリームを塗った手でまんべんなく触る」などでOK。
こうすると表面のツヤも戻ってきますよ。
使うオイルやクリームは、普段自分で使用しているものでも、食用のオリーブオイルでも、高級な椿油でもOKです。
(ただ、肌に触れる物なので、機械用の潤滑油などは避けて下さい)
..ちなみに、一番簡単なお手入れ方法は「よく使う、よく手にとる」事です。使ったり手で触るうちに手の油分が程よく馴染み、それが勝手にお手入れになっちゃいます。
8.自分でアレンジや修理もできます! 角小物
水牛の角は人の爪よりも少し硬いですが、めちゃめちゃ硬い、という訳ではないです。
なので、ナイフで削ったり、ヤスリで研磨したりできます。(ただ、ある程度の根気がいりますけどね...)
・かっさ板の側面を研磨して、より滑らかに仕上げる
・ツボ押しを削って自分好みの形に作り変える
・マッサージ板の表面に絵を彫る
・歯が折れてしまった櫛を材料にして作品を作る
などなど、いろいろチャレンジしてみてくださいね!
100円ショップなどで売っている「穴を空けるための手動ドリル」「仕上げ研磨用のスポンジやすり」を使うのもいいですよ。
削ったり研磨した後は、オイルやクリームを塗ってお手入れしてあげるのをお忘れなく。
10.水牛の角 良くある質問Q&A
Q1.他店よりも安いみたいだけど、どうして?きちんとした本物なの?
A1.
当店では全て本物の水牛角を使用していますのでご安心ください。
(業者などを通さず、提携製造元と直接取引することで価格を抑えています)
日本では高級な印鑑素材のイメージから、何となく高級?なようにも思えますが、水牛角は「高級素材」というわけではありません。
当店では適正価格で仕入れを行い、適正価格で販売しています。
Q2.櫛を落とすと、折れたり割れたりしますか?
A2.
じゅうたんの上に落とした程度では何ともありません。
フローリングなどの固い床で、落としどころが悪いと歯が折れる(欠ける)可能性はあります。
ただ、丈夫な素材なので、持ち手部分がポッキリ..なんて事はありません。
プラスチック精の櫛と同じくらいの強度と考えて貰えばOKですよ。
もし運悪く櫛の歯が折れてしまった場合、瞬間接着剤でくっ付ける事は可能です(強度は下がりますが..)
また、(見た目は良くないですが)折れたまま気にせず使ってもらっても大丈夫です。
かっさプレートなどは落としても割れませんが、少し凹んだりキズが付くこともあります。
その場合は、目の細かいヤスリで研磨してからオイルを付けた布で拭くと綺麗になりますよ。
※ 目の粗いヤスリで研磨すると、研磨跡が白っぽく見えてしまうのでご注意ください
Q3.櫛を使ううちに、折れたりしますか?
A3.
普通に使っていれば、何年も使う事はできます。
(高温多湿や極度に乾燥した場所で使うと、水牛角製品の寿命は短くなります)
毎日使うをオススメするので、「小さめの携帯用と大きめの自宅用」のように2つ持っていると安心かもしれませんね。
水牛の角は自然素材のため、個体差があります。
キチンとお手入れして大事に使っていても(櫛の背中側などに)小さなヒビが入ってしまう事もありますし、
お風呂場に適当に置いておいて濡れてもそのまま、でも全然へっちゃらな物もあります。
ただ、実際に使ってみないと、やってみないと分からない、という点はご了承ください。
Q4.○○で角の櫛を貰った/買ったけど、本物でしょうか?
A4.
簡単は判別法は
「ハァ~っと息をかけて匂いをかぐ」
「布やティシュで何度も擦って匂いを嗅ぐ」ことです。
摩擦などで熱を加えると、本物ならば【髪の毛が焦げたような匂い】がします。
※ 作られてから時間が経つごとに匂いは薄れていきます)
※ 何らかの(動物由来の)角であることは確認できますが、何の角かまでは判別できません。
余談ですが、電動のこぎりなどでカットする際には(摩擦熱が多く発生する為)結構な匂いがしますよ..
Q5.櫛を贈り物として使いたいけど、何か特別な意味などはありますか?
A5.
昔の中国では、櫛は毎日使う→傍に居る→一緒に居る→プロポーズ!
という意味もありましたが、現在ではそこまでの意味はありません。
現在の意味合いとしては以下のような感じです。
・愛情(友情)を表現する
仲の良い人(同性もOK)などに送るのに適しています
逆に、義理・形式的な贈り物には不向きかもしれません。
・健康、楽しさを表現する
悩みなどを櫛で「一掃する」感じです。年配の方などにもオススメ!
日本では、櫛は「苦死」に通じる発音なのでプレゼントは駄目、という考えも一部ではありますが、今はこの考えも薄れています。
ただ、「そういうことを気にしそうな方には贈らない」「(あまり親しくない方への)形式的な贈り物には使わない」ほうが良いかもしれませんね。
あるいは、プレゼント時に「使いやすいから試してみて」など、贈った理由がわかるようなメッセージカードなどを添えれば相手も安心です。
Q6.いろいろなショップをチェックしています。どうして店によって値段がバラバラなのですか?
A6.
当店でも時折、他店の価格をチェックしています。
(チェックはしますが、その結果で当店の値段を変動する事はしません)
水牛角製品が当店より安い店、高い店ももちろんありますが、
価格が高い ≠ 良い品 という点には十分ご注意ください。
バーコードのついた機械製の量産品とは異なり、値付けも店それぞれです。
不明点などがあれば、その店に問い合わせをしてみると、角や商品についてのどれくらいの知識があるのかが分かるので良いかと思います。
「売れそうだから何となく売っているお店」ではなく、「きちんと知識があって安心できるお店」で買う事をおすすめします。
当店の水牛角製品は、提携製造元と相談しながら作った商品を「(販売開始前の)入荷時検品」と「(注文が入った後の)発送前検品」を行う事によって品質を管理しています。
<補足>
当店を含めた水牛角商品を扱うショップで「定価」「参考価格」「通常価格」という表記がある場合、大部分はそのお店の都合で勝手に付けた価格です。
何か組合で決定された統一価格などがあるわけではありません。
当店のように直輸入している場合はなおさらで、やろうと思えば「当店通常価格5000円→60%OFF特別価格2000円!」などと記載する事も可能です。(もっとも、これは景品表示法違反になりますが..)
定価や通常価格などの表示に惑わされず、「その時点の販売価格が妥当かどうか」で商品の購入を検討する事をオススメします。
また、角の櫛などでは1,2点の商品画像とともに「画像は一例です。天然素材のためお届けする商品の色形はバラバラです」的な説明がある場合は要注意。
品質、色合い、サイズが大きくバラついている場合が多く、当たり外れがある事を覚悟する方がいいですよ..。
(当店では基本的に商品画像現品をお届けしていますが、撮影や商品登録に手間がかかるので、代表画像例のみで販売しているお店が大多数です)
Qおまけ.水牛の角の価格って、どれくらいなんですか?
A .
...企業秘密、という訳ではありませんので、過去の価格ですが特別に教えちゃいます!
「数トン」というロットであれば、1キロ約360円程度が相場のようです
(2013年中国相場、表面も未加工&大きさや質も未選別の場合、という条件付き参考価格)
もちろん、年々少しずつ値上がりしてきています。
11.水牛角 お買い上げ時の注意点
・水牛の角は自然素材です。商品説明に「現品をお届けします」と書かれている商品はもちろん現品をお届けするのですが、
定型かっさプレートのような商品は、サイズ、厚さ、色の出方などがひとつずつ微妙に異なります。
・角の成長時に自然に出来る、キズのように見える模様(成長痕)が部分的に入る場合もあります。
また、角の強度や密度も1つずつ個体差があり異なるため、「どのくらい長く使えるか」一律ではありません。
きちんとお手入れしていても1年で小さなヒビが入ってしまうものもありますし、5,6年経っても綺麗なままの物もあります。(実際に使ってみないと分かりません)
・仕入れ時と発送時に、品質については出来る限りチェックはしておりますが、実際に使ってみないと分からない面もあるため、使用後の問題に関しては免責とさせていただきます。
ただ、「購入してから1カ月経っていないのに〇〇になってしまった」などあればお気軽にご連絡ください。出来る限り対応させていただきます。
もちろん、商品到着時に万一問題があればすぐにご連絡ください。早急に対応させていただきます。
・黄水牛の角を使った櫛やかっさ板は、稀にニオイがとても強いものがあります。
特に、作られて間もない商品の場合、熱や摩擦を加えなくてもニオイがする場合があります。
特有のニオイは、時間の経過と共に次第に無くなっていきます。
検品時にも十分にチェックしていますが、万一、ニオイが気になって使えないような品がありましらご連絡ください。早急に交換などにて対応させていただきます。
とてもボリュームのあるこのページを最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
このページに書かれている内容は、当店が水牛の角を14年間扱う中で分かった事、製造元とのやりとりで教えて貰った事などをわかりやすくまとめた物です。
著作権は中国雑貨華蔵に帰属しており、無断で引用・転載する事は固くお断りします。