水牛の角と櫛(くし)

水牛の角と櫛(くし)

水牛の角櫛(くし) 一覧

このページでは、水牛の角で作った櫛の紹介や、水牛角櫛の選び方やお手入れ方法、注意点などについて説明しています。

(最終更新:2022年03月)


◆水牛の角と櫛(くし) もくじ◆



1.水牛の角櫛について

水牛の角櫛について 「水牛の角櫛(すいぎゅうのつのくし)」と言われても、具体的なイメージが湧かないなぁ、という方もご安心ください、それで正解です。 水牛角櫛は、日本ではほとんど知られていない、珍しい櫛に分類されると思いますよ。

中国では水牛角櫛のことを「牛角梳(niujiaoshu、ニゥジャオシュ)」と言います。
昔から「保健用品(健康を保つための用品=健康グッズ)」として、知られています。
(とはいえ、もちろん知らない人の方が断然多いんですけどね..)

日本で水牛の角といえば、印鑑に使われるような真っ黒な物をイメージする事が多いと思います。
実際は、真っ黒な黒水牛角と、白から茶色・半透明な鼈甲色まで色が豊富な黄牛角、より光沢と模様が綺麗なヤクの角、最も希少な白水牛角などが角櫛の素材として使われています。
価格には大きな幅がありますが、角櫛としての特徴はほぼ同じです。

 ※ 角の種類や性質については◆水牛の角 ページ◆で詳細に解説していますのでそちらをご覧ください


2.水牛の角櫛の特徴

水牛の角櫛の特徴 水牛の角櫛の素材となる水牛の角は1つ1つ大きさがバラバラなので、工具を使いながら基本的に手作業で作られています。
(同じ形の櫛をたくさん作る場合は、櫛の形をした原寸大の「型」を作り、その形状に合わせて角材を切り出して使う事もあります)

水牛角櫛の最大の特徴は『静電気が起きない』ことです!!

※ 日本では、静電気が起きにくい櫛として「柘植(つげ)の櫛」が有名ですが、水牛角の櫛は柘植櫛より更に静電気が起きにくいです。

もちろん、他にも以下のようなメリットがあると言われています。
・毎日数回櫛を使うと、頭皮と神経のマッサージとなり、リラックスきる&疲れが溜まりにくくなります。
・夜、シャワーやお風呂の後、髪が乾いた後にマッサージするように使うのもオススメですよ!頭皮の神経、皮脂腺、血液循環などを整える(正常な状態に保つ)事ができます。
・続けて使っていく事で、白髪や抜け毛、フケを減らしていく効果も期待できます。
朝に角櫛を使う際は、髪をセットするだけでなく、頭皮をマッサージする事を意識して使うと保健効果が実感できるかもしれませんね。

また、デザインにもよりますが櫛の背側を使って首や顔、腕のマッサージをする、という裏ワザもありますよ!
(かっさプレートの代用的な使い方です)

 ※ かっさプレートやかっさマッサージについては、◆水牛の角とマッサージ ページ◆をご覧ください


3.水牛の角櫛の選び方

水牛の角櫛の選び方 水牛の角で作った櫛は、色や形も様々で、1つ1つ模様が異なるのが特徴です。
さらに、当店では色々な長さ(ミニサイズ8cmくらいから、特大サイズ20cm超)の櫛をご用意しています。

そんな櫛の選び方についてちょっぴりアドバイス。


【自分で使う櫛の選び方】

・自宅で使うなら、しっかりと持ちやすく使いやすい[→ 大サイズ角櫛]または[→ 中サイズ角櫛]
 髪の毛が長い方には[→ 特大サイズ角櫛]もオススメです。

・バックに入れて携帯するなら、コンパクトでカワイイ[→ ミニサイズ角櫛]または[→ 小サイズ角櫛]

・1つのサイズに形が色々あって選べない!という方は、シンプルで使いやすい[→ 黒櫛精品 中C]
または[→ 水牛角黒櫛 15-16cm程度 月型おまかせ]をお試しあれ♪
(この2種類は、同じ形の櫛を複数ご用意しています)

【プレゼント(家族や友人知人に贈る)用の櫛の選び方】

・相手の好みが良く分からない場合は、反りが無く真っ黒&シンプルな[→ 精品黒櫛]

・ちょっとした手土産には、お手軽価格の[→ ミニサイズ角櫛]

・選ぶあなたが気に入った櫛を数本注文して、あげる人に「好きなの選んでね」というのもアリですよ!


4.水牛の角櫛のお手入れ方法と注意点

水牛の角櫛のお手入れ方法と注意点 ごく簡単にまとめると、
「極端な高温下に置かない」
「水気はすぐにふき取って乾かす」
「乾燥させすぎに注意」
「オイルやクリームで油分を補ってあげる」
「よく使う、よく手にとる」
というのがお手入れ方法と注意点です。

※ 上記まとめの詳細な内容は、
水牛の角 ページ内 6.水牛角製品の取り扱い◆ および

水牛の角 ページ内 7.水牛角製品のお手入れ◆ にて説明していますので、そちらをご覧ください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このページに書かれている内容は、当店が水牛の角を14年間扱う中で分かった事、製造元とのやりとりで教えて貰った事などをわかりやすくまとめた物です。

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